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おいしい水のいろんな話

ハイピースの工場近くの泉や、「越前の自然水」を使った食の話をご紹介します。

佐々生(さそう)の水

佐々牟志神社
佐々牟志神社
佐々生の泉の地図
ハイピース付近にある泉
大久保の泉
大久保の泉

ハイピースの工場にごく近いところに位置する、佐々牟志(ささむし)神社の神主が、この地域の湧水について記した文書があります。この内容によると、昔からこの地域が湧水の豊かな場所であることを伝えています。

『福井県越前町佐々生は、「式内佐々牟志神社」の名にちなんで命名された集落です。その昔この近辺には10数ヶ所の湧き出す泉がありました。「山は山精を宿す」と言われますが、水量や水質等もさまざまで、時代の推移により水みちが止まり、枯渇したものもあります。現在に至っては、昔の跡をとどめるのみのところもあります。大久保の泉、要光寺の泉、竹生島の泉、相之木の泉など。

現在一番活用され、水質良好で豊富な水、相之木の泉は「うまい水」で知られています。また、丈夫田高田地区は一時水が噴出していたころがありましたが、言い伝えによるとこの地域の水は薬分もあり、夏場に汗疹ができると、この水を持ち帰り熱して湯に入ると不思議に治り、肌のつやもよくなると言われていました。』

清水の泉
清水の泉
宇田の泉
宇田の泉

蝉丸の墓

蝉丸の墓
三基の石塔のうち、
一基が蝉丸の墓と伝えられています。

小倉百人一首の中の一句として次の歌があります。

「これやこの行くも帰るも別れては知るも知らぬも逢坂の関」

これを詠んだのは、盲目で琵琶の名手であった蝉丸だと伝えられています。蝉丸は帝の皇子でしたが、幼少から盲目であったので剃髪の上捨てられたと言われています。晩年は皮膚の病にかかり、流れ流れて越前に来て宮崎村にたどり着き、一生涯をこの地で終えました。この地域の水は良質で、蝉丸の皮膚の病気をすっかり治癒したという逸話があります。ハイピース近くの陶の谷地区の田の真ん中に、除地として誰もが手をつけない築山状の土地があり、その頂上の苔むした石塔があり、昔から蝉丸の墓と呼ばれています。

おいしい水と食とのつながり

ハイピースの水は、そのまま飲んでいただいても大変おいしいですが、これを料理や酒造りなどに使うことで、新しいおいしさが生まれます。

コシヒカリ

田んぼの天使

福井県はコシヒカリ発祥の地です。ハイピースがある越前町でも良質のコシヒカリが毎年収穫されています。この地のコシヒカリはこの地の湧水で育てられ、これがお米の品質を高めるひとつの要因であると言われています。さらに収穫されたお米を、この湧水を使って炊くことで、お米本来のおいしさが引き出されるのです。

水を使ってつくる

また、水と密接な関係がある造り酒屋や醤油醸造、豆腐などの産業がこの地域に多く発達していることも、水質の高さを示すひとつであると言えます。また、そばも地元で多く産出されることからそば屋も多くあり、これもよい水に恵まれることでそばの味わいを高めています。

日本酒 越の磯(福井市)

大吟醸「一期一会」 酒造りの工程
丁寧に酒造りは行われます

水のよさが重要な日本酒造りにおいて、ハイピースの水で酒造りをしているのが福井市の蔵元「越の磯」。この酒造元の看板商品が大吟醸『一期一会』です。上品な香り、なめらかな舌ざわり、豊かな味わいが特徴の清酒です。2006年の仕込みよりハイピースの水を使用していただいており、とくに大吟醸は水のおいしさが味わいに直結しやすいと言われています。いまから秋のリリースが大変楽しみです。

明治42年(1909年)の創業より、山田錦で造られる大吟醸「一期一会」他、地元のお米「五百万石」で造る日本酒など、原料米にこだわった越の国「福井」ならではの酒造りをしています。

株式会社越の磯
株式会社越の磯
〒910-0016 福井県福井市大宮5-8-25
TEL:0776-22-7711 FAX:0776-24-0237
E-mail :info@j-brewery.com
URL:http://www.j-brewery.com/

水ようかん 大黒屋(鯖江市)

「大黒屋」の水ようかん 銘菓「菜果糖」
銘菓「菜菓糖」

福井では冬に水ようかんを食べるのが習慣です。“冬に水ようかん”とは意外な気がしますが、福井ではごく普通のことだそうです。冬の寒い日、前日に炊いておいた小豆の残り汁が釜の底に凍りついていて、これがつまんでみるとあっさりしておいしい―─こんなエピソードから生まれたのが福井の水ようかんだと言われています。鯖江市にある和菓子店「大黒屋」では、福井の冬の銘菓である水ようかんを、ハイピースの水を使って作っています。冬季限定のこの水ようかんは、独特のみずみずしさが生きた、さっぱりとした味わいです。

大黒屋は、創業寛永7年(1630年)という、380年あまり続く老舗の和菓子店です。旧鯖江藩主の贈答菓に指定され、代々の藩主の茶会に使われていたのが銘菓「菜果糖(さいかとう)」。今でも変わらぬ味を守り続けています。

御菓子司 大黒屋
御菓子司 大黒屋
〒916-0028 福井県鯖江市本町2-1-13
TEL:0778-51-0451

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