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福井市橘曙覧記念文学館

こんにちは、はたです。

今日は前回ご紹介した【福井市愛宕坂茶道美術館】の
真向かいにある【福井市橘曙覧記念文学館】
ご紹介します。
橘曙覧:「たちばなのあけみ」と読みます
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【福井市橘曙覧記念文学館】は、幕末の歌人・国学者であった
橘曙覧がかつて住んでいた「黄金舎(こがねのや)」跡地に
平成12年4月に開館しました。
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館内の展示室は、曙覧に関する資料を展示している
「第1展示室」と、曙覧の生涯・業績・交流のあった
人物などを紹介している「第2展示室」の2つの展示室と
曙覧が住んでいた「藁屋」の一部を復原したコーナーがあります。

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第1展示室 第2展示室
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藁屋の復原コーナー  

橘曙覧の歌の特徴は、日常の何気ないことを分かりやすい
言葉で歌として詠んだことでした。
没後、正岡子規が「万葉・実朝以来の歌人」として絶賛したそうです。

1812年(文化9年)、紙、筆、墨など家伝薬を扱う地元では
有力な商家の長男として、現在の福井市つくも町に生まれました。
名は五三郎茂時、さらに尚事、後に橘曙覧と改名しました。
自分は橘諸兄の血筋を引く橘氏の家柄と称しており、
国学の師である田中大秀から号として、
橘の名を与えられ橘曙覧としたそうです。

わずか2歳で母と死別し、母の実家で育てられました。
15歳で父を亡くしたことを機に、日蓮宗妙泰寺の僧・明導の
もとで仏教を学びました。
その後、家業を継いだが、天保の飢饉や火災のため家産が
傾いたため、弟に譲り、足羽山北東部に隠棲しました。

やがて本居宣長の弟子であった、飛騨高山の田中大秀に
弟子入りし、歌を作るようになりました。
宣長の諡号「秋津彦美豆桜根大人之霊位」を書いてもらい、
独学で歌人として勉強を続けたそうです。
独自の歌風は、越前藩時の松平春嶽公が、曙覧が住む
藁屋を訪れるほど、多大な影響を与えたと言われています。

曙覧の歌の中で有名で多くの人に親しまれているのが
「たのしみは〜」で始まる52首の『独楽吟』です。
シンボルポールにて展示されています。
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また、この『独楽吟』は、1994年6月天皇皇后両陛下が
ご訪米の際の歓迎式典においてクリントン大統領が
一首を引用したことで、脚光を浴び有名になりました。
  ↓
「たのしみは朝おきいでて昨日まで
  無りし花の咲ける見る時」

福井の街、家族、平和をただ愛し、素朴に生きた
幕末の歌人の橘曙覧と彼の文学記念館をご紹介しました。

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福井市愛宕坂茶道美術館
福井県福井市足羽1-6-34
Tel:0776-35-1110
開館時間:9:00-17:15(入館は16:45まで)
休館日:12月28日〜1月4日
     展示品替えにより臨時休館
入館料:100円

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