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三国酒まんじゅう〜その2

こんには。やましたです。
今日も前回に引き続き『三国酒まんじゅう』をご紹介致します。

朝早くからオープンしているお店の中に入ると、
ガラス越しに作っているところを見ることができました。
ちょうどまんじゅうを蒸し、焼き印を押している真っ最中。
大量の酒まんじゅうは婚礼用のようです。
(まんじゅうを入れる大きな大きな赤い箱が
5箱ほど用意されていました。)


奥の方に、焼き印がまだない、
お餅のように白いまんじゅうが見えます。
つやつやしていて遠くから見てもおいしそうです。


焼き印済みのまんじゅう。

三国町は規模からすると『酒まんじゅう』屋が多いのですが、
その酒まんじゅうの歴史について教えていただきました。

江戸時代、三国湊が北前船の寄港地として
日本海交易の拠点となっていた頃。
沖縄より、大阪を経由して砂糖など積荷を運んできた船頭たちが、
三国湊に停泊していたときに、地元の人たちに酒万寿(さけまんじゅ)の製法を
教えたことが三国万寿(みくにまんじゅ)の始まりだそうです。

米糀(こうじ)ともち米を使い、
甘酒を自然発酵させて作る酒万寿の味は、
当時の人々にとっては「ほっぺたがとんでいく」ほどの美味しさであったそう。
それがたちまち評判になり、三国に数件の『酒万寿や』ができたそうです。
酒を利用して作る酒万寿は縁起の良いものとして重宝され、
結婚式や建前といったお祝い事によく使われるようになりました。

特に結婚式では、豪商に嫁ぐ花嫁を人目見ようと集まる人々に、
2階よりまいて振舞ったほど。
その数はなんと5千個〜1万個にものぼったそうです。
このように大量に使われたことから、数件の『酒万寿や』では賄いきれず、
数十件の店が創業したとのことでした。
今でも結婚式には2階より紅白の酒万寿をまく
風習が受け継がれています。

酒万寿に焼き印を押すようになったのは昭和初期の頃で、
焼き印の字は、創業者の一字や屋号の一字をつけて
どこの店のものかを区別しているようです。

さて、「にしさか」さんでも、冬の福井名物『水ようかん』も販売しています。
福井では寒いながらも、コタツに入って水ようかんを食べる風習があり、
この時期、福井の多数のお店では水ようかんを見かけます。

こちらも甘さ控えめでつるっと入ってとても美味!

以上 やましたでした。


酒万寿処 にしさか
福井県坂井郡三国町北本町4-2-14
営業時間: 8:00〜20:00
定休日:不定
Tel:0776-82-0458
Fax:0776-82-7778
URL:http://392akinai.com/html/nssk.html

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