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梅田氏庭園 〜その1〜

こんにちは。やましたです。
今回は福井県池田町にある
国の名勝『梅田氏庭園』をご紹介します。

この庭園は、福井I.C.(または鯖江・武生I.C.)から
池田町に向かって車を走らせた、国道476号線沿いにあります。

近くまで行くと、車窓から苔むして壊れかけた門構えが目に入ってきました。
「もしかしてここかな?」と思うと、『梅田氏庭園→』の看板を発見。
どうもここのようです。
庭園というよりは??うっそうとした森といった感じです。


最初の印象は、森と同化している豪華な民家といった雰囲気です。

さて、車を降りて入り口に着くと、
受付のかわいいおばあちゃんが迎えてくれました。
「まあまあ、わざわざおいでいただいて
ありがとうございますぅ〜」とちょっと驚くくらい大歓迎。
「私が案内しますよ」とおっしゃって下さったので
早速お願いしました!


木々に囲まれ、どこが入り口か分からないくらいの『入り口』です。


同じような大きさで、塀のには同じ形の石が
いくつもきれいに積み上げられています。
お城の城壁のようですよね〜。


看板には梅田氏庭園の説明がされています。

〜梅田氏庭園の沿革〜梅田氏庭園パンフレットより
 この庭園は昭和52年3月14日 文化財保護法により、
名勝として文部大臣の指定を受けたものである。
 池田郷の豪族「梅田氏」の居館の林泉庭園であり、
全体の構成と石組みの手法には格調の高い
鎌倉末期から室町期の特色がよく保存され、
この地方への庭園文化の伝播を知る上に貴重な作品である。
 梅田家は平維盛の流れをくむ名門で倶利加羅・篠原合戦の後、
この池田郷に居を構えた豪族であり地籍名「上屋敷」として
その面影をとどめている。

と書いてありました。

さてこれからいよいよ庭園内をご紹介します。


石畳にはこけが生え、木々からの木漏れ日が
差し込んでなんともきれいですね。

さて、壊れてしまった門が見えてきました。
今年の大雪のせいで壊れてしまったようです。
門だけでなく、庭内木々にも相当被害を受けたと話されていました。
それでも、手を加えることなく自然のままで保存しているとのこと。

高い木々に囲まれています。 訪れたのは11月の連休でしたが、今年はまだまだ紅葉には早く、 深い緑色が印象的でした。

その中には邸宅がありました。
古さを感じさせず、とても手入れが行き届いているようです。


人が住んでいるかのようですね〜。

庭園内を歩いて行くと正面に滝が流れていました。


作られた滝ではなく、自然のままのもの。

滝の手前には「亀石」と「鶴石」がありました。
亀は滝に向かって行くように造られたそうです。


亀石組。何匹いるかお分かりになりますか?
手前に一匹、大きな亀がいます。案内人さんが、亀石を見て
「ここに、あちらにも、向こうにも顔を出していますよ」
とお話されるのですが、ついていけず何とか私は2匹を見つけただけでした。

鶴石組。鶴には全く見えず、
案内人さんも「鶴というよりも、がま蛙に見えませんか?」
と言われると、こちらを向いて座っているがま蛙が姿を現しました。

鶴石のすぐ近くには根元から2本に幹が分かれ、
寄り添うように立つ夫婦杉がありました。
(夫婦杉の根は近くを流れる小川をまたいでしっかりと根を張っていました。)


夫婦杉です。この写真の右側に小さな山がありますが(分かりますでしょうか?)、
これは昔の冷蔵庫だったそうです(氷室というやつでしょうか?)。

さて、左側に目をやると、大きな池が見えて来ました。
ようやく邸宅裏側の主庭です。
この庭園は自然を生かして造園されているようです。
京都などのきっちりと造られたお庭もきれいですが、
自然そのままが保たれた、こういった庭園もいいですよね。

次回に続きます。
以上 やましたでした。


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