紫式部公園
こんにちは。やましたです。
かの有名な『源氏物語』を書いた紫式部が、
娘のころ父親とともに福井県越前市(旧:武生市)に
数年暮らしていたことを皆さんはご存知でしょうか?
その紫式部を偲んで造られたのが、
今回ご紹介する「紫式部公園」です。

公園内にある紫式部の像。
北陸の緑や雪に映えるように「金箔」で仕上げられているとのこと。豪華ですね。
この公園は全国でも珍しい寝殿造りの庭園です。
公園には“越前海岸の景観”を模したという、
約700坪の池があります。
この池は紫式部像が水面に映るように工夫されていたり、
あるいは、私は昼間に訪れたので確認できませんでしたが、
月夜には一晩中、池の水面に月が映り続けるように造られているそうです。
さらに、この池には朱塗りの橋がかかり、
総檜造りの釣殿も平安京のごとく優雅に再現されています。

奥に見える建物が釣殿です。
ちょうど公園の横には、
子供たちがサッカーをしたり遊んだりできる
広場が設けられているのですが、
寝殿造りのある公園の方に一歩足を踏み入れると、
まったく雰囲気が変わり、
平安時代にタイムスリップしたかのようです。
ここで紫式部がなぜ福井に来ることになったのか、
ちょっと気になったので調べてみました。
紫式部は越後守・藤原為時(えちぜんのかみ・ふじわらのためとき)の娘で、
幼少期に母親を亡くし、父親が越前国の受領となったことより、
ともに任国である越前の地で過ごしたとのこと。
![]() | ![]() |
百人一首の「めぐりあひて 見しやそれとも わかぬまに 雲隠れにし 夜はの月かな」を | |
ただ、雪深く京からはるか離れた越前の地にいて
心が晴れず、華やかな京の都に帰るのを心待ちにしていたようです。
(そういった歌も詠んでいます。)
| この公園のような場所で紫式部は娘時代を過ごし、この赤いもみじ葉を見たのでしょうか。 | ![]() |
木々の葉も色づき、紫式部公園にも秋らしさが満載です。
福井にお立ち寄りの際、一度訪ねられてはいかがでしょうか。
以上 やましたでした。

紫式部公園
福井県越前市東千福町20
交通:JR北陸本線武生駅から福井鉄道バス坂口白山行きで10分、
紫式部公園口下車すぐ
期間:通年<入園自由>


