丸八製茶場さん訪問日記 その1
こんにちは。やましたです。
今回私は、9月25日発売予定の新商品
『加賀棒茶ほうじたて』の共同開発をしていただいた、
丸八製茶場さんへおじゃまし、
本社・工場見学、そして丸八製茶場の丸山社長にも
直接お話を伺ってまいりましたので、
今日・明日にてその模様をレポートします。
さて、丸八製茶場さんの本社・工場がある場所は
(何度か移築があったようですが)
文久3年より創業して以来、
温泉では名の知れた片山津温泉(加賀温泉郷)近くにあり、
現在の社屋は加賀市動橋町にあります。
丸八製茶場さんに行くまでの車窓から
『動橋町』という文字がちらほら見えてきました。
…さて、なんと読むのか..。
恥ずかしながら、私は見当もつかなかったのですが、
「いぶりばし」と呼ぶそうです(この名の所以もあるようです)。
丸八製茶場さんに降り立つと、
ちょうど周遊バスが目の前に停まり、
観光客と思われる方がたくさん入って行きました。
バス停に近づいて見ると、『キャン・バス』とあり、
これはJR加賀温泉駅を起点に
加賀温泉郷を一日乗り放題で周遊するという
案内が書かれていました。
![]() | 動橋町にある丸八さんの本社と工場です。 |
さて、今の社屋は3年前にこの地にあったスーパーを改築して
移転してきたとのこと。
そのお話を聞くまでは、全くスーパーだったとは感じはなかったのですが、
そう言われて見ると、なるほど、外観はスーパーであったような雰囲気を感じました。
中に入ると、受け付けの方が出迎えてくださり、
茶房とギャラリーが混在した現代的な空間が広がっています。
館内は一呼吸おいてリラックスできる落ち着いた雰囲気です。
奥の扉からは「いらっしゃいませ」と
丸八製茶場の丸谷社長がにこやかに出てこられ、
中へと案内してくださいました。
「まず話の前に、お茶を味わって欲しい」と
献上加賀棒茶とお菓子を頂きました。
![]() | 入れたての献上加賀棒茶と自然の甘さのロールケーキです。 お茶もケーキも非常に繊細な味で美味でした♪ |
この加賀棒茶の独特の香ばしい香りを嗅ぎ、
少々リラックスした中で話が始まりました。
ほうじ茶は、金沢のあるお茶屋さんが
そもそも捨てるような2番茶、3番茶、4番茶を
焙じて美味しく飲んだことがはじまりとのこと。
丸八製茶場さんでは、大正1年に3代目(丸谷社長の祖父にあたられる方)が
茎を焙じたものを『加賀棒茶』と命名されたとのことでした。
ただ、『献上加賀棒茶』ができるまでは
安価な茶葉で作るほうじ茶が主流で、
その他にも多種多様な茶葉を取り扱っていたようですが、
昭和天皇に献上したことがきっかけとなり、
ごまかしのないお茶づくりをモットーとされて、
加賀棒茶をメインで製造・販売されています。
![]() | 昭和天皇が飲まれたという棒茶を商品化した 『献上加賀棒茶』です。 パッケージからして気品溢れる様相です。 もちろんその味も品があって繊細でした。 |
加賀棒茶がメインなだけに、
店内にはグレード毎に分かれた加賀棒茶が並んでいました。
「同じ銘柄で中身は何が違うのか」と、
よく質問されるそうですが、
採取される茶樹の海抜の高低によって、グレードが違うようです。
加賀棒茶(紺)、(赤)と両方のお茶をいただきましたが、
口に含んだ時の風味が違うように感じました。
この香ばしいお茶を作り出すのに、
幾度となく挑戦されてきて、
ようやく浅炒りでふっくらした茎が出来上がったとのこと。
たくさんのご苦労と試行錯誤があって
おいしいお茶にたどりつけるのですね。
明日は工場見学の様子をお伝えします。
以上 やましたでした。


