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北国街道 今庄宿 その2 〜甘露梅肉&紅梅液

こんにちは、すがやです。
今日は先日に引き続いて、北国街道の宿場町「今庄宿」のお話です。
ここで見つけたおいしいものをご紹介します。

今庄宿の中心部から敦賀方面に歩いていくと、
先日ご紹介した白駒酒造がありますが、
そのすぐ先にこれもまた古いたたずまいの
高野由兵平商店があります。
ここは梅肉の甘露煮と紅梅液を作って販売しているお店です。


お店の看板に大きく「梅肉」とあります。

お店につくと丁度お店の方が出かけようとされていましたが、
「あっ、どうぞ。いらっしゃいませ」と戻ってくださいました。

お店といっても入ってみると、ショーケースが並んで
レジがあるわけではなく、まったくもって古い民家の玄関先です。
「江戸時代は宿場をやっていたようで、
そこで旅の方に出していたものを売るようになったみたいです。
特に販売しようと思って作られたものじゃないんですよ。」
とお店の奥さんはおっしゃり、試食を進めてくださいました。

甘露梅肉は、壺の中に4〜5年貯蔵した梅に、
しそ、しょうがを加えて砂糖で練り合わせて作るそうです。
ご飯にのせたり、お茶うけや、パン、豆腐につけたり、
あるいはとろろいも、きゅうりなど、野菜の和え物にと
色々な料理に利用できますとのこと。


甘露梅肉。普通の梅肉よりも甘さが感じられ、やさしい酸味です。

もうひとつの商品である紅梅液は
やはり4〜5年貯蔵した梅の天然濃縮果汁です。
水や炭酸水でうすめて梅ジュースとして、
また、お好みのウイスキー、日本酒・焼酎などと合わせると
即座においしい梅酒となります。


梅の風味と甘みが感じられます。ボトルはレトロなデザインです。

「昔は北陸本線にトンネルがなくて、この今庄駅は
列車が折り返す、一大ターミナル駅だったんですよ。
ですからここで降りてお弁当やお土産を買う人がたくさんいまして、
うちの商品も駅の売店でとても売れていました。
ところがトンネルができるとぱったり乗降客が少なくなって、
静かな今庄になってしまったのです。」
と奥さんはお話してくださいました。

「それとこの今庄宿の町並みもね、
残そうと思って残しているわけではなく、
ここに住む住民の方々が普通に暮らしていて、
結果的に残っているという感じです。
だから無理をしていないし、その分、今の生活の雰囲気も
入り込んでいるんですよね。」

なるほど。
古い町並みとともに、この伝統ある素朴な味わいも
ずっと残して欲しいですね。
ちなみに福井県は梅の名産地で、
この商品に使われている梅の種類ですが、
福井産の「紅映(べにさし)」や、「剣先(けんさき)」、
などの地元の品種が使われているそうです。



高野由平商店
福井県南条郡南越前町今庄109-17
0778-45-0003

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