北国街道 今庄宿 その1 〜造り酒屋のたたずまい
こんにちは、すがやです。
今日は街道沿いの宿場町「今庄宿」をご紹介します。
福井の街道と言えば、若狭〜京都を結ぶ若狭街道(通称 鯖街道)が有名ですが、
もうひとつ、京都〜鯖江、福井を通り、金沢、富山、新潟まで続く
全長約520kmの北国街道も福井では重要な道のひとつです。
北国街道で宿場町として栄えたのが今庄宿。
江戸時代を通じて越前で最も栄えた宿場だそうです。
今庄駅はJR鯖江駅から京都方面に電車で20分ほどのところに位置しており、
電車を下車すると間もなくその古い町並みが現れます。
漂う雰囲気は「必死になって住民や行政が守り残した」
というのではなく、住民の方が普通に生活している中で
自然に残った町という感じがします。
ここは小さな地域ですが、酒造店やその小売店が多く、
最盛期では10数軒もあったそうです。
現在残っている造り酒屋は数軒で、
それぞれ古いたたずまいの中で今も地酒造りをしています。
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![]() | 坂口酒造の建物。日本酒のブランド名は「鳴り瓢(なりひさご)」。 |
![]() | 北善商店。「聖乃御代(ひじりのみよ)」という日本酒が造られています。 |
今庄は山間の町で周囲の山々からの湧き水、
あるいは地下水が豊富だったこと、
また、福井県内でも有数の豪雪地帯で、
雪が降り積もると温度は比較的一定に保たれるため、
安定した酒造りができるということ、
さらに、原料の酒米についても五百万石や山田錦、
米どころ福井県産米をメインに使用しており、
水との相性も抜群であったことなどが
酒造りを盛んにさせたと言われています。
今庄宿にとどまった旅人は、
その疲れを癒すのに、
こうしたおいしい日本酒も
旅の楽しみのひとつだったのでしょうね。
今庄宿の話は次回も続きます。



